「 色 」
「 色 」
日常の中にある、優しさ、
日常の中にある、美しさ。
朝の色…、陽の色…
夜の色…、静の色…
一度きりが、嬉しくて、
一度きりが、寂しくて、
すれ違った、小さな花、
すれ違った、小さな緑。
ほんの少し、嬉しくて、
ほんの少し、切なくて、
今ココに、いるようで、
夢の中に、いるようで。
目の前にある、優しさが、
目の前にある、美しさが、
とても近くに、あるようで、
とても遠くに、あるようで。
…読書記録…
「 新訂 徒然草 」
西尾 実・校注
安良岡 康作・校注
岩波書店